内部に高強度コンクリートを充填した剛性の高いCFT柱を採用。建物の揺れを吸収するオイルダンパ(HIDAX-e)付きのブレースを1フロア4カ所に設置することで、優れた耐震性能を実現しています。
内部に高強度コンクリートを充填した剛性の高いCFT柱を採用。建物の揺れを吸収するオイルダンパ(HIDAX-e)付きのブレースを1フロア4カ所に設置することで、優れた耐震性能を実現しています。
食料・飲料水をはじめ、帰宅困難者用・徒歩帰宅者用パッケージから避難誘導用品、救護活動用品、初期消火用品に至るまで、1,000人が3日間滞在できる防災備蓄品が保管されています。
オフィス階にはセキュリティゲートを採用した専用エントランス、専用エレベーター、専用カードリーダー、監視カメラが設置され、安心して執務ができる環境が提供されています。
地下1階の防災センターには保守・警備要員が常駐し、24時間/365日タワーの安全を守っています。
超高層ビルに義務付けられている消防設備が設置されており、避難安全検証法においてその安全性が確認・検証されています。火災に際して延焼性が低く、即時に館外に避難する必要のない建物です。
大雨の場合、雨水を一時的にビル内に貯留し少しずつ排水することで、周辺排水インフラへの負荷を低減。飲食店舗からの厨房排水は、厨房除害設備により適切な処理をしてから外部の下水管に放流しています。
ガラスを二重にすることで、自然光を最大限確保しながら外部からの熱負荷を最小限にとどめます。高層ビルでありながら、換気小窓を開けて自然の風を室内に取り込むことが可能です。
低層階の屋上を緑化し、一部の壁にグリーンウォールを採用。8階の会議室は庭園を備えており、自然を身近に感じることができます。またソーラーパネルを設置して太陽光の利用も行っています。
天井の照度センサーがデスクや床の照度を感知し、事務室の明るさを調光制御します。昼間の外光(太陽光)を有効利用することで、照明負荷を低減しています。
事務室コアを東西に配置し、開口部を南北面にとることにより、年間の日射負荷を低減。南面は東西面に比べピーク時の日射量が少ないため、窓周辺の室内環境も比較的穏やかになっています。
節水型の衛生設備(便器)を使用し「水の無駄づかい」を減らしています。
電気・空調・衛生設備には再生資材・低環境負荷材を使用。特に冷凍機冷媒および消火設備については環境に配慮し、特定フロンを使用せず代替フロンを採用しています。
建築物がどれだけ環境に配慮しているかを総合的に評価する「CASBEE大阪(大阪市建築物総合環境評価制度)」において最高ランクのサステナビリティランキング「S」の評価を受けました。さらにその評価が特に高い建築物として、「CASBEE大阪 OF THE YEAR 2008」に選ばれました。
この賞は、「すべての人にやさしい街づくり」の模範となる都市施設などを表彰するものです。ブリーゼタワーは、地下1階の入り口にある数段の階段のために福祉対応エレベーターを設置した点や、夜の景観の美しさなどが評価されて、第15回の奨励賞を受賞しました。
日本政策投資銀行が、環境・社会への配慮が優れた不動産を認証する「DBJ Green Building 認証」において、十分な「環境・社会への配慮」がなされた建物として認証されました。